「見た目もかわいくて、野菜が入ってるって書いてあるし、これなら安心かも…?」と感じたママやパパも多いはず。
でも実際、何歳から食べさせていいのか、どれくらいなら安心なのか、ちょっと不安になりますよね。
ベジたべるは何歳から食べられる?安全に楽しむための年齢の目安
ベジたべるは何歳から食べられる?安全に楽しむための年齢の目安について解説します。
メーカー公式が推奨する対象年齢
カルビーの公式情報によると、ベジたべるは「3歳頃から」を対象年齢としています。
これは、喉に詰まらせないよう、ある程度しっかり噛める年齢を想定しているためなんですよ。
とはいえ、これはあくまで「目安」ですので、子どもの発達状況によっては少し早めでも対応可能なケースもあります。
いずれにせよ、初めて与えるときは必ず大人が見守りながらにしてくださいね。
1歳半から与える場合の注意点
実際には「1歳半ごろ」から与えているご家庭も多いようです。
この時期に与える場合のポイントは、少量・小さく砕いて与えることです。
また、ベジたべるはスナック菓子なので、油分や塩分も含まれています。
そのため、毎日与えるようなものではなく、「週に1~2回程度」「数枚だけ」という感覚が良さそうです。
「食べられた!」という成功体験にもなるので、上手に活用してあげてくださいね。
歯の発達と噛む力がポイント
1歳半~2歳半ごろになると、乳臼歯が少しずつ生え揃いはじめます。
この歯が揃ってくると、硬めのスナックでもしっかり噛めるようになります。
逆に、前歯しかない1歳未満の子どもにはあまりおすすめできません。
しっかり噛めないまま飲み込もうとして、喉につまらせるリスクがあるからなんです。
「食べること=遊び感覚」な時期でもあるので、ついふざけて大きなまま口に入れちゃう子もいます。
そのため、「砕く・見守る・無理させない」の3つは基本ルール!
この3つだけ守れば、安心しておやつ時間を楽しめますよ。
アレルギーに気をつけるべき成分
ベジたべるのアレルゲン情報はしっかりチェックしておきましょう!
以下のようなアレルギー物質が含まれています。
アレルギー物質(含有) | 小麦、大豆 |
---|---|
製造ラインで使用される可能性あり | 卵、乳、えび、かに |
「小麦アレルギー」や「大豆アレルギー」の子どもには特に注意が必要ですね。
初めて与えるときは、ごく少量から様子を見ることをおすすめします。
アレルゲンは予想以上に体に反応が出やすいので、できれば午前中など病院が開いている時間帯に試すと安心です!
初めて食べさせるときのコツ
初めてのスナックは、子どもにとってちょっとした冒険!
ベジたべるを初めて与えるときのポイントをまとめてみました。
- 一度にたくさんあげない
- できれば小さく割る
- お茶や水と一緒に与える
- 必ず大人がそばで見守る
- 食後の様子もチェックする
また、「野菜の味がするよ」と言ってあげると、「えっ?野菜なの?」と子どもが意識しやすくなります。
そうやって“野菜=苦手”を乗り越えるキッカケにもなるんですよ。
年齢別のおすすめ量と食べさせ方
ベジたべるにはいくつかサイズ展開があります。
年齢 | おすすめ量 | 製品例 |
---|---|---|
1歳半〜2歳 | 5〜10g(2〜3枚) | 小袋タイプ(18g) |
2歳〜3歳 | 10〜20g程度 | 小袋タイプ(18g) |
3歳以降 | 20〜25g程度(1/2袋) | 通常50gの半量 |
お菓子で一日の塩分を超えてしまうのは避けたいので、量はしっかり意識しておくと安心です。
塩分の一日目安はこちら。
年齢 | 塩分摂取目安(1日) |
---|---|
1〜2歳 | 約3.0g |
3〜5歳 | 約3.5〜4.0g |
ちなみに、ベジたべる1袋(50g)には約0.8gの塩分が含まれています。
おやつだけで摂りすぎないように、普段の食事も塩分調整してあげたいですね。

ベジたべるで野菜不足は補えるの?栄養成分のホント
ベジたべるで野菜不足は補えるの?栄養成分のホントについて解説していきます。
野菜入りスナックってどういう意味?
「野菜入り」と聞くと、なんとなく健康的な印象を持ちませんか?
でも、ベジたべるはあくまでもスナック菓子。野菜そのものではありません。
実際には、緑・黄・赤の3色のスナックに、それぞれ該当する野菜のペーストやパウダーが含まれているというだけなんです。
たとえば…
- 緑:ほうれんそう、ピーマン
- 黄色:かぼちゃ、黄ピーマン
- 赤:にんじん、赤ピーマン、トマト
これらの野菜を使って色や風味を出しているので、確かに「野菜感」はあります。
ただし、「野菜をたくさん摂れる!」というのは、少し違うかもしれません。
見た目が可愛いので、お子さんは野菜って意識しないで食べてくれることが多いんですよね〜。
ベジたべるに含まれる主な栄養素
ベジたべるの基本的な栄養成分は以下の通りです(50gあたり)。
栄養成分 | 数値 |
---|---|
エネルギー | 262kcal |
たんぱく質 | 2.4g |
脂質 | 14.0g |
炭水化物 | 31.6g |
食塩相当量 | 0.8g |
カリウム | 93mg |
リン | 35mg |
このように、ビタミン類(AやC)などの栄養表示はされていません。
これはつまり、野菜を使っているけど、栄養面では他のスナックとあまり変わらないということ。
ちょっと残念ですが、これは仕方ないですね。
野菜を使ってても、加工工程でどうしてもビタミン類は失われやすいんですよね…。
野菜の代わりにはならない理由
ここまでの内容をまとめると…
- ビタミン・ミネラルはほとんど含まれていない
- 野菜の含有量がそもそも少ない
- 栄養バランスの主軸にはならない
ということで、ベジたべるで野菜不足を補うのはほぼ不可能と言えそうです。
あくまで「スナック」「補助的に野菜と関わりを持てる食品」くらいの立ち位置がちょうど良いですね。

お子さんにも「これはお菓子だよ。でも野菜が入ってるんだよ」と伝えると、良い教育にもつながるかもしれません。
上手な取り入れ方と食育としての役割
栄養面での効果は薄くても、「野菜を食べるキッカケ」には最適です。
たとえば…
- 「にんじんの色が入ってるね!」
- 「ピーマンも食べられたじゃん!」
という声かけで、野菜にポジティブな印象を持たせていけます。
こういうステップって、意外と大事ですよね。
お菓子→野菜という流れができると、「嫌いなもの克服」の第一歩になります。
ベジたべるは、そのための“お助けアイテム”になってくれると思いますよ。


ベジたべるの基本情報と購入前に知っておきたいこと
ベジたべるの基本情報と購入前に知っておきたいことをまとめておきますね。
ベジたべるの原材料と使用野菜
まずは、ベジたべるに使われている原材料をチェックしてみましょう。
原材料一覧(抜粋) |
---|
小麦粉(国内製造) |
植物油、でん粉 |
ほうれんそう、ピーマン |
黄ピーマン、かぼちゃ |
赤ピーマンペースト、にんじん |
トマトペースト、かぼちゃパウダー |
調味料(アミノ酸等)など |
緑・黄・赤、それぞれに違う野菜が使われていて、自然な色合いとやさしい風味が特徴です。
ちなみに着色料は不使用なので、「野菜の色そのまま」で安心できますよ!
野菜嫌いなお子さんにとっては、色の楽しさだけでもちょっとした入口になるかもしれませんね〜。
栄養成分とカロリー一覧(50gあたり)
ベジたべるの栄養成分は以下の通りです。
栄養成分 | 数値(50g) |
---|---|
エネルギー | 262kcal |
たんぱく質 | 2.4g |
脂質 | 14.0g |
炭水化物 | 31.6g |
食塩相当量 | 0.8g |
カリウム | 93mg |
リン | 35mg |
野菜系とはいえ、やっぱり「お菓子の一種」なので、カロリーや塩分には気を配ってくださいね。
特に1〜2歳のお子さんには、1袋全部は多すぎなので、分けてあげるのがベスト!
どこで買える?購入できる場所と値段
ベジたべるは全国のスーパーやドラッグストア、コンビニなどで広く販売されています。
また、以下のようなネットショップでも手に入りますよ。
- Amazon(ベジたべる あっさりサラダ味)
- 楽天市場
- Yahooショッピング
まとめ買いやセット販売されていることも多いので、お得に手に入れるチャンスもありますね!
小袋タイプのメリットとは?
特に小さな子どもにおすすめなのが「18gタイプ」や「10g×4連」の小袋です。
メリット一覧 |
---|
食べ過ぎ防止になる |
塩分・カロリーが控えめ |
お出かけ時にも持ち運びやすい |
分け与えやすく衛生的 |
一度にちょうどいいサイズ感 |
大人がちょっと小腹満たしに食べるにも、ぴったりの量なんです。
「子どもと一緒に食べる」おやつタイムにもいいですね!
アレルゲン一覧と製造ラインの注意点
アレルギーのある子には特に注意が必要です。
アレルギー情報(含まれる可能性) |
---|
小麦、大豆(原材料) |
卵、乳、えび、かに(製造ライン共通) |
包装の裏面には必ずアレルゲン情報が記載されていますので、購入時にはチェックをお忘れなく!
ちょっとでも不安があるときは、医師に相談するのも安心材料になります。
まとめ
ベジたべるは、カルビーが販売する緑黄色野菜入りのスナック菓子です。
メーカー公式では「3歳頃から」を目安としていますが、実際には1歳半〜2歳ごろから少量ずつ与えている家庭も多いです。
ただし、アレルゲン(小麦・大豆・卵・乳など)や塩分・カロリー面に配慮し、初めての際は必ず見守りながら少量から与えることが大切です。
栄養面では野菜不足を補うほどではなく、あくまでお菓子の一種として考えるのが無難です。
小袋タイプなら量も調整しやすく、外出時にも便利。
野菜の色や見た目から「野菜に親しむ第一歩」として活用するのが理想的です。

