鰻は何歳から食べられる?という疑問にしっかり答えます。
この記事では、鰻を子どもに食べさせる適切な時期や、安全にデビューさせるための注意点をまとめました。
1歳6ヶ月ごろから少しずつOKとされていますが、2歳以降ならより安心。
与え方の工夫や、気をつけるポイントもたっぷり紹介しています。
うなぎデビューを考えているママ・パパ必見の内容ですよ!
最後まで読んで、安心して楽しい鰻デビューを迎えてくださいね。
鰻は何歳から食べられる?安全なスタート時期とポイント
鰻は何歳から食べられる?安全なスタート時期とポイントについてまとめていきます。
離乳食完了後、1歳6ヶ月ごろが目安
鰻は離乳食が完了した1歳6ヶ月ごろから、慎重に始めるのが目安です。
離乳食が完了して、しっかり噛む力がついてから、少量ずつ試しましょう。

初めて与えるときは、できるだけ味付けの薄い白焼きがおすすめです。
2歳からは比較的安心して食べられる
2歳を過ぎれば、基本的には鰻を食べても問題ないとされています。
食べる量の目安は、2〜3口くらいからスタートが良いとされています。
しっかり噛めるかどうかが判断基準
うなぎは小骨が多いため、「しっかり噛めるかどうか」がとても重要なポイントです。
お子さんの噛む力や、普段の食事の様子をしっかり観察してあげましょう。
焦らず、慣れてからでも遅くはありませんよ。
初めては白焼きなど薄味で
うなぎデビューには、白焼きのように薄味の調理法がおすすめです。
蒲焼きはとても美味しいですが、タレが濃いため、幼い子どもには負担が大きいです。
白焼きなら、素材の味を楽しみつつ、塩分も抑えられます。
ちょっと手間ですが、家で白焼きを用意できればベストですね!
小骨や脂に注意して
うなぎには細かい小骨がたくさんあります。
また、脂質も多いので、胃腸が未熟な小さな子どもには負担になることもあります。
はじめのうちはほんの少しから、様子を見ながら進めましょう。
アレルギーリスクにも注意を
稀に、うなぎでアレルギー反応を起こす子どももいます。
初めて食べさせるときは、必ず一口だけにして様子を見るのが鉄則です。
もし異変が見られたら、すぐに小児科に相談しましょう。
私も最初はドキドキしながら一口だけあげて、しっかり様子を観察しました!
鰻を子どもに食べさせる時の注意点まとめ
鰻を子どもに食べさせる時の注意点についてまとめていきます。
与える量は少量から
うなぎは栄養豊富ですが、ビタミンAもたっぷり含まれています。
ビタミンAの過剰摂取は体に悪影響を及ぼすため、一度に食べる量は40g未満に抑えましょう。
【量の目安】
年齢 | うなぎの量目安 |
---|---|
1歳半~2歳 | 20g程度(親指くらい) |
2歳~3歳 | 30g程度(大人の小指2本分) |
小骨をしっかり取り除く
うなぎの小骨は、細かくて見落としがち。
手でほぐして確認し、小骨がない状態で食べさせましょう。
もし喉に刺さると大変なので、細かくほぐしてご飯に混ぜるのも良い工夫ですよ!
味付けは極力薄く
蒲焼きのタレは非常に塩分が高いです。
子どもに与えるときは、白焼きにするか、タレを軽く流してから与えましょう。
「ちょっと味薄いかな?」くらいが子どもにはちょうど良いですよ!
食後の体調変化をよく観察
初めて食べた後は、体に異変がないかしっかり観察してください。
【観察ポイント】
- 発疹やじんましん
- 呼吸が苦しそう
- 下痢や嘔吐がある
一つでも気になる症状が出たら、すぐに病院へ連絡しましょう。
2~3歳では山椒や皮は避ける
山椒は刺激が強く、幼い子には向きません。
また、うなぎの皮も固くて噛みにくいので、取り除いてあげましょう。
3歳以降でも、山椒は様子を見ながら慎重にですね。
ビタミンAの過剰摂取に注意
うなぎは栄養満点ですが、ビタミンAの摂りすぎには特に注意が必要です。
以下のような症状が出たら要注意です!
【ビタミンA過剰症状】
- 吐き気
- めまい
- 皮膚の剥がれ
一度にたくさん食べることは絶対に避けましょう。
鰻デビューにおすすめの食べ方アイディア
鰻デビューにおすすめの食べ方アイディアを紹介します。
うなぎのおかゆ風でやさしく
炊きたてのご飯に、細かくほぐした白焼きを混ぜて、お湯を少し足しておかゆ風に。
これなら喉越しもやさしく、初めてでも食べやすいですよ!
うなぎご飯にして小分けに
うなぎを小さく刻み、白ごはんに混ぜて一口サイズのおにぎりに。
小さなお手てでパクっと食べられるので、楽しい食事タイムになります!
ちらし寿司に混ぜて楽しく
誕生日やイベント時には、うなぎを使ったちらし寿司もおすすめ。
細かく刻んだうなぎと、錦糸卵やきゅうりを混ぜれば、見た目も華やかでワクワクします。
まとめ
鰻は、離乳食完了後の1歳6ヶ月ごろから、少しずつ与えることができます。
2歳以降であれば、より安心して食べさせることができるでしょう。
ただし、初めてのときは白焼きなど薄味で、少量ずつスタートするのがポイントです。
小骨やアレルギーにも注意しながら、食後の体調をよく観察してくださいね。
ビタミンAの過剰摂取にも気を配りましょう。
楽しい食事体験になるよう、鰻ご飯やうなぎちらしなど、工夫して取り入れてくださいね♪